OutlookでGmailを使いたいときは、Outlook側でGmailアカウントを追加し、Googleアカウントでログインしてアクセスを許可するのが基本です。
ただし、Outlookには新しいOutlookとClassic Outlookがあり、設定画面の開き方が少し違います。古い情報では「IMAPを有効にする」「アプリパスワードを使う」と説明されていることもありますが、現在はまずGoogleログインで接続できるかを確認する流れが分かりやすいです。
この記事では、OutlookにGmailアカウントを追加する方法を、New版・Classic版に分けて紹介します。あわせて、追加できないときに確認したいポイントも整理します。
OutlookにGmailを追加する前に確認すること
OutlookにGmailを追加する前に、まず次の3点を確認しておくと設定がスムーズです。
- 追加したいGmailアドレスとGoogleアカウントのパスワードが分かるか
- Googleアカウントの2段階認証を使っているか
- 使っているOutlookが新しいOutlookかClassic Outlookか
最近のOutlookでは、Gmailを追加するときにGoogleのログイン画面が表示されます。そこでGmailアドレスとパスワードを入力し、OutlookからGmailへのアクセスを許可する流れです。
チエバコ以前のように、最初からサーバー名やポート番号を手入力する場面は少なくなっています。まずはOutlookの「アカウントの追加」から進めるのが分かりやすいです。
IMAP設定は必要なのか
GmailをOutlookなどのメールソフトで使う場合、裏側ではIMAPという仕組みでメールを同期することがあります。
ただし、通常の追加手順では、Outlook側でGmailアドレスを入力し、Googleアカウントでログインして許可する流れになります。最初からIMAPサーバー名やSMTPサーバー名を手入力する必要はないケースが多いです。
うまく同期できない場合や、手動設定を使う場合は、Gmailの設定でIMAPが有効になっているか確認してください。
- パソコンでGmailを開く
- 右上の歯車マークをクリックする
- 「すべての設定を表示」を選ぶ
- 「転送とPOP/IMAP」タブを開く
- 「IMAPアクセス」の項目を確認する
アプリパスワードは必ず必要なのか
アプリパスワードは、Googleアカウントの通常パスワードとは別に発行する16桁のパスワードです。
ただし、GmailをOutlookに追加する場合、最初からアプリパスワードが必須というわけではありません。現在は、まずGoogleログインで接続する方法が基本です。
アプリパスワードは、2段階認証を使っていて、Outlook側でGoogleログインがうまく使えない場合などに検討します。
また、Googleアカウントの種類やセキュリティ設定によっては、アプリパスワードの項目が表示されない場合があります。職場や学校のGoogleアカウントでは、管理者側の設定によって制限されることもあります。
新しいOutlookにGmailアカウントを追加する方法
まずは、新しいOutlookでGmailを追加する手順です。Windows 11で新しいOutlookを使っている場合は、こちらの流れを確認してください。
STEP1:Outlookの設定画面を開く
新しいOutlookを開き、画面上部の「設定」アイコン、または「表示」タブの「設定の表示」を選びます。
環境によっては、「ファイル」タブから「アカウント情報」を開いて進める場合もあります。
STEP2:「アカウント」から「アカウントの追加」を選ぶ
設定画面が開いたら、「アカウント」または「アカウント管理」の項目を開きます。
メールアカウントの一覧が表示されたら、「アカウントの追加」を選びます。
STEP3:追加したいGmailアドレスを入力する
追加したいGmailアドレスを入力します。
例として、xxxxx@gmail.com のような形式です。入力できたら「続行」または「接続」を選びます。
STEP4:Googleアカウントでログインする
Googleのログイン画面が表示されたら、Gmailアドレスとパスワードを入力します。
2段階認証を設定している場合は、スマホへの通知、確認コード、認証アプリなど、Google側で設定している方法で本人確認を行います。
STEP5:Outlookへのアクセスを許可する
Googleアカウントのアクセス許可画面が表示されたら、内容を確認して「許可」を選びます。
ここで許可しないと、OutlookがGmailのメールを同期できません。GmailをOutlookで使うために必要な確認画面です。
STEP6:Gmailが追加されたことを確認する
設定が完了すると、Outlookのアカウント一覧や左側のメール一覧にGmailアカウントが追加されます。
受信トレイが表示され、メールの送受信ができれば追加は完了です。
Classic OutlookにGmailアカウントを追加する方法
Outlook 2016、Outlook 2019、Outlook 2021、Outlook 2024、Microsoft 365版の従来型Outlookを使っている場合は、Classic Outlookの手順で追加します。
STEP1:「ファイル」を開く
Classic Outlookを起動し、画面左上の「ファイル」をクリックします。
アカウント情報の画面が表示されます。
STEP2:「アカウントの追加」を選ぶ
アカウント情報の画面で、「アカウントの追加」をクリックします。
すでに別のメールアカウントを設定している場合でも、ここからGmailを追加できます。
STEP3:Gmailアドレスを入力する
追加したいGmailアドレスを入力し、「接続」をクリックします。
OutlookがGmailアカウントとして認識すると、Googleのログイン画面が表示されます。
STEP4:Googleにログインする
Googleのログイン画面で、Gmailアドレスとパスワードを入力します。
すでにブラウザでGoogleアカウントにログインしている場合でも、Outlook用に再度確認が求められることがあります。
STEP5:「許可」を選ぶ
Googleアカウントのアクセス許可画面が表示されたら、「許可」を選びます。
この操作により、OutlookがGmailのメールを表示・送受信できるようになります。
STEP6:Outlookを再起動する
設定完了後、必要に応じてOutlookを再起動します。
再起動後、左側のフォルダー一覧にGmailアカウントが表示されていれば追加できています。
OutlookにGmailを追加できないときの確認点
OutlookにGmailを追加できない場合は、エラーの内容によって確認する場所が変わります。よくある原因を順番に見ていきます。
Googleログイン画面で止まる場合
Googleログイン画面で止まる場合は、まずGmailアドレスとパスワードが正しいか確認します。
ブラウザでGmailにログインできるか確認すると、Outlook側の問題なのか、Googleアカウント側の問題なのか切り分けやすくなります。
- Gmailアドレスを間違えていないか
- Googleアカウントのパスワードを変更していないか
- 2段階認証の確認通知を見落としていないか
- 別のGoogleアカウントでログインしていないか
「問題が発生しました」と表示される場合
Classic OutlookでGmailを追加するときに「問題が発生しました」と表示されることがあります。
この場合は、いったん「再試行」を選び、もう一度Gmailアカウントの追加を進めます。それでも改善しない場合は、Outlookを終了し、Googleアカウント側でMicrosoftアプリへのアクセス権を確認します。
過去に同じGmailをOutlookへ追加したことがある場合、古い認証情報が残っていることがあります。その場合は、Google側のMicrosoftアプリへのアクセス権や、Windowsの資格情報マネージャーに残っているGoogle IMAP関連の資格情報を見直すことで改善する場合があります。
アプリパスワードが必要になる場合
Googleログインで接続できる場合は、基本的にアプリパスワードを使う必要はありません。
ただし、2段階認証を使っていて、Outlook側でGoogleログインが利用できない場合は、アプリパスワードを使うことで追加できる場合があります。
アプリパスワードはGoogleアカウントの通常パスワードとは違います。発行した16桁のパスワードを、Outlook側のパスワード入力欄に入れて使います。
Google公式でも、アプリパスワードは多くの場合不要とされており、まずはGoogleアカウントでログインして接続する方法が推奨されています。
IMAPが無効になっている場合
GmailのIMAPが無効になっていると、Outlookとの同期がうまくいかない場合があります。
パソコンのブラウザでGmailを開き、「設定」から「転送とPOP/IMAP」を確認してください。IMAPアクセスの項目がある場合は、有効になっているか確認します。
会社や学校のGoogleアカウントでは、管理者の設定により一部の項目が表示されない場合があります。その場合は、個人では変更できない可能性があります。
Outlookのバージョンが古い場合
古いOutlookでは、現在のGoogleアカウントのセキュリティ方式に対応しきれない場合があります。
Outlookを最新の状態に更新し、それでも追加できない場合は、新しいOutlookで追加できるか確認するのも一つの方法です。
Microsoft 365版のOutlookを使っている場合は、Office更新プログラムを確認してから、再度Gmailアカウントの追加を試してください。
GmailをOutlookに追加した後に確認したいこと
Gmailを追加できたら、メールが表示されるかだけでなく、送信と同期の状態も確認しておくと安心です。
- 受信トレイにGmailのメールが表示されるか
- OutlookからGmailアドレスで送信できるか
- 送信済みメールがGmail側にも反映されるか
- フォルダーやラベルの表示に違和感がないか
- 古いメールの同期に時間がかかっていないか
Gmailのメールが多い場合、初回同期には時間がかかることがあります。追加直後にすべてのメールが表示されなくても、しばらく待つと同期が進む場合があります。
OutlookでGmailを使うときの注意点
OutlookにGmailを追加すると、Gmailをブラウザで開かなくてもメールを確認できます。ただし、Gmail独自のラベルや迷惑メール判定など、Outlook上では見え方が少し違う場合があります。
Gmailのラベルはフォルダーのように表示されることがある
Gmailでは「ラベル」という仕組みでメールを整理します。一方、Outlookではフォルダーとして表示されることがあります。
そのため、Gmailで見たときとOutlookで見たときで、メールの整理方法が少し違って見える場合があります。
迷惑メールやプロモーションの扱いが違う場合がある
Gmail側で迷惑メールやプロモーションに分類されたメールが、Outlook側で同じように見えるとは限りません。
大切なメールが見つからない場合は、Outlookだけでなく、ブラウザ版Gmail側でも確認してください。
メールが多い場合は同期に時間がかかる
長年使っているGmailアカウントでは、メール数が多く、初回同期に時間がかかることがあります。
Outlookを追加した直後は、すぐにすべてのメールが表示されない場合があります。同期中はOutlookを閉じず、しばらく待ってから再確認してください。
関連記事
OutlookでGmail以外のメールアカウントも追加したい場合は、「Outlook Newでメールアカウントを追加する方法」の記事も参考になります。


独自ドメインメールやプロバイダーメールを設定する場合は、POP・IMAP・SMTPの違いも確認しておくと、設定ミスを減らせます。
まとめ
OutlookにGmailアカウントを追加する場合は、使っているOutlookが新しいOutlookなのか、Classic Outlookなのかを先に確認することが大切です。
新しいOutlookでは、設定画面から「アカウントの追加」を選び、Gmailアドレスを入力してGoogleアカウントでログインします。Classic Outlookでは、「ファイル」から「アカウントの追加」を選び、同じようにGmailアドレスを入力して接続します。
設定中にGoogleのアクセス許可画面が表示された場合は、内容を確認して「許可」を選びます。ここを許可しないと、OutlookでGmailを送受信できません。
うまく追加できない場合は、Googleログイン、2段階認証、アプリパスワード、IMAP設定、Outlookの更新状態を順番に確認してください。
GmailをOutlookに追加できれば、複数のメールをOutlook上でまとめて管理しやすくなります。まずは通常のアカウント追加手順から試し、エラーが出た場合だけ原因を切り分けて確認していきましょう。


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