LINEを開いたとき、過去のメッセージが消えている、または特定のトークだけ履歴が突然消えてしまう――。そんな現象に悩むユーザーは意外に多く、特にiPhoneではiCloudやストレージの影響を受けて発生しやすい傾向があります。
この記事では、LINEで「メッセージが勝手に消える」時に考えられる原因と、再発を防ぐために行うべき対処法をまとめています。
LINEのメッセージが勝手に消える主な原因
1．トークのバックアップ不備による復元失敗
iPhoneを機種変更した際や再インストール時に、バックアップのタイミングが古かったり、iCloud容量不足によって履歴が保存されていなかった場合、復元後に一部メッセージが欠けることがあります。
2．相手が「送信取消」をした
相手がメッセージを取り消した場合、自分側のトークからも削除されます。「さっき通知は来たのに本文がない」という場合は、送信取消の可能性が高いです。
3．メッセージの「自動削除」機能が働いている
LINEには、一定期間が過ぎるとメッセージを自動的に消去する機能があります。意図せずオンになっていると、過去のトークがまとめて消えることがあります。
4．ストレージ不足によるデータ削除
iPhoneの容量が極端に少なくなると、アプリが正常にデータを保持できず、LINEのキャッシュや一時データが強制的に削除されることがあります。
5．アプリの不具合・読み込み失敗
iOSアップデート直後やLINE更新直後に、読み込み不具合によって一時的にメッセージが表示されないケースがあります。
6．複数端末ログインの影響
PC版LINEとiPhone版を併用している場合、同期ずれで一部メッセージが正しく反映されないことがあります。
チエバコ原因はいくつかあるので対処法について説明します。
対処法① iPhoneのストレージを確認・空き容量を増やす
1．設定
2．一般
3．iPhoneストレージ
4．LINEの容量も確認
空き容量が500MB以下だと不具合が出やすくなります。写真や動画を整理し、2〜5GB以上を維持するのが安全です。
対処法② LINEアプリを最新に更新する
古いバージョンは不具合が多いため、アップデートは必須です。
App Store → アカウント → LINEを更新。
対処法③ トークバックアップを有効にする
メッセージ消失を最も防げる設定です。
1．LINE設定
2．トーク
3．トークのバックアップ
4．iCloudへ自動バックアップON
5．iCloud Driveも必ずONにする
対処法④ メッセージ自動削除がオンになっていないか確認
1．トークを開く
2．右上メニュー
3．その他
4．メッセージの自動削除
ここがオンになっている場合はオフにします。
対処法⑤ PC版LINEを使っている場合、同期を確認
PC版の方に履歴が残っている場合があります。
1．PC版LINEを開く
2．同じトークを確認
3．履歴の有無をチェック
同期すればiPhone側に戻ることもあります。
対処法⑥ 再インストール（バックアップ必須）
最終手段として、トーク履歴バックアップを行った後、アプリを再インストールします。
まとめ
LINEのメッセージ消失は、バックアップ不備や自動削除設定、ストレージ不足によって発生する場合が多いです。特にiPhoneではiCloud設定が深く関わるため、自動バックアップとストレージ管理を徹底すれば大幅に防ぐことができます。
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