AndroidスマホでiCloudメールを使っていると、
- 受信できない
- 届かない
- Gmailアプリに表示されない
といったトラブルに悩むことがあります。
特に、AndroidではiCloud公式アプリが提供されていないため、
Gmailアプリやメールアプリを使って設定する必要があります。
しかし、
- Apple IDの「App用パスワード」
- IMAPサーバー設定
- 同期設定・通知設定
など、いくつかのポイントを間違えるとメールが受信できません。
この記事では、
iCloudメールが受信できない原因と解決方法
+ Gmailアプリで使う設定手順
を、順番にわかりやすく解説します。
結論:原因は主に5つあります
AndroidでiCloudメールが受信できない場合、主な原因は次の5つです。
- iCloudメール自体が有効化されていない
- 2ファクタ認証の影響で「App用パスワード」を使っていない
- 受信サーバー(IMAP)の設定が誤っている
- Gmailアプリ側の同期・自動受信がオフになっている
- 迷惑メール・フィルター・容量など、メール側の問題がある
それぞれについて対処法を具体的に解説していきます。

原因① iCloudメール自体が有効化されていない
まず確認したいのは、iCloudメールサービスが有効になっているかどうかです。
Apple IDを作っただけでは、iCloudメールは使えません。
✔ 解決方法
- iPhone または iCloud.comへログイン
- メールアプリを初めて開く
- 住所(@icloud.com)の作成を完了させる
👉 この初期設定が終わっていないと受信できません。
● よくある例
- iPhoneやiPadでメール機能を有効にしていない
- Apple IDを作成しただけで「メール」をオンにしていない
- @icloud.com のアドレスが作成されていない
この状態では、Androidに設定しても受信できません。
● 確認方法(iPhone/PC側)
- Apple IDにサインインします
- iCloudの設定を開きます
- 「メール」または「iCloudメール」がオンになっているか確認します
- @icloud.com のメールアドレスが作成されていることを確認します
※ iPhoneを持っていない場合でも、PCブラウザからiCloudにログインして確認できます。
メールアドレス自体が使える状態になっていないと、Androidでは絶対に受信できません。
原因② 2ファクタ認証で「App用パスワード」を使っていない
最近のApple IDでは、2ファクタ認証が標準になっています。
この場合、
通常のApple IDパスワード
→ メールアプリでは使用できません
👉 App用パスワード
これを発行して、
Android側のメールアプリに入力する必要があります。
✔ 解決方法
- iPhone・PCでApple ID管理ページへログイン
- セキュリティ →「App用パスワードを生成」
- 好きな名前を入力(例:Android Gmail)
- 表示された16桁のパスワードをメモ
- Android側でそのパスワードを入力する
※ここで普通のパスワードを入れると絶対に受信できません。
● ここでつまずく人が非常に多いです
- パスワードが何度も弾かれる
- 受信できない
- 設定は合っているのに失敗する
→ ほぼ「App用パスワード未使用」が原因です。
原因③ 受信サーバー(IMAP)の設定が間違っている
iCloudメールはIMAP方式で受信します。
入力ミスや不足があると、メールは届きません。
● 確認したいポイント
- 受信サーバー名:imap.mail.me.com
- 送信サーバー名:smtp.mail.me.com
- ユーザー名(メールアドレス):xxxx@icloud.com
- パスワード(App用パスワード)
- SSL/暗号化のオン・オフ:有効
- ポート番号:993 デフォルトでOK
特に、
- 余計なスペースが入る
- 「icloud.com」の後ろにスペースが入っている
- 大文字小文字の違い
- メールアドレスの@以降を間違える
- ユーザー名を「Apple ID」にしている
など、本当に小さな入力ミスが原因になることが多いです。
原因④ Gmailアプリ側の同期設定に問題がある
設定が正しくても、
Gmailアプリが同期していない
というケースがあります。
● ありがちな症状
- 手動更新すると受信する
- 古いメールだけ表示される
- 通知が来ない
- “同期中です”のまま変わらない
● 確認手順
- Gmailアプリ
- 設定
- アカウント
- データの自動同期 → ON
- 同期期間 →「30日」または「すべて」
👉「同期期間:3日」だと古いメールが表示されません。
- 同期がオンになっているか
- アカウントの自動同期が有効か
- データ節約モードがオフか
- バッテリー最適化で制限されていないか
Androidは省電力設定により通信を止めることがあるため、
メールが届かない原因になりやすいです。
原因⑤ 迷惑メール・容量不足・フィルターの可能性
最後に確認しておきたいのが、
- 迷惑メールフォルダ
- ゴミ箱
- 受信拒否設定
- 容量不足
など、メール側のトラブルです。
● よくある誤解
「届いていない」のではなく、
👉 届いているが、表示されていないだけ
というケースも非常に多いです。
PCやブラウザでiCloudにログインすると、
迷惑メールフォルダに入っていたり、フィルターに振り分けられていたりします。
GmailアプリでiCloudメールを使う設定方法(基本手順)
ここからは、Androidで最も一般的な
GmailアプリにiCloudメールを追加する方法
を解説します。
手順1:アカウント追加
- Gmailアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- アカウントを追加
4.「その他」を選択
手順2:メール情報を入力
- メールアドレス:xxxx@icloud.com
- パスワード:App用パスワード(16桁)
👉 通常のApple IDパスワードは不可です。
メールアドレスとパスワードを入力したら、
- 受信サーバー設定(IMAP)
- 送信サーバー設定(SMTP)
の順に入力画面が表示されます。
手順3:受信サーバー(IMAP)の設定
次の内容を入力します。
- ホスト名:imap.mail.me.com
- ユーザー名:xxxx@icloud.com
- パスワード:App用パスワード
ポイント:
パスワードは通常のものではなく
App用パスワード
ユーザー名=メールアドレスです
(Apple IDではありません)
手順4:送信サーバー(SMTP)の設定
次の内容を入力します。
- ホスト名:smtp.mail.me.com
- ユーザー名:xxxx@icloud.com
- パスワード:App用パスワード
設定が終わったら「完了」をタップします。
✔ これで受信できない場合のチェックリスト
設定が終わっても受信できない場合は、次を確認してください。
- App用パスワードを間違えていないか
- iCloudメールが有効化されているか
- 迷惑メールに振り分けられていないか
- Gmailアプリの同期がオンか
- バッテリー最適化で制限されていないか
特に多いのは次の2つです。
- 通常パスワードを入れている
- iCloudメールを有効化していない
よくある質問(Q&A)
Q. iPhoneがなくても設定できますか?
できます。
ただし、最初のメールアドレス作成だけはiPhone推奨です。
Q. Outlookアプリでも使えますか?
はい、可能です。
設定内容は同じで、
- IMAPサーバー
- App用パスワード
が必要です。
最後に:設定は難しくありません
AndroidでiCloudメールを使う場合は、
- iCloud側の設定
- Android側の設定
- Gmailアプリの同期設定
この3つがそろって初めて正しく受信できます。
途中でつまずく人のほとんどは、
App用パスワード未使用
iCloudメール未有効化
のどちらかです。
この記事の手順通りに設定していただければ、
多くの「受信できない」「届かない」トラブルは解決できます。
iCloudメールをAndroidで使うのは少し手間はかかりますが、
- 設定自体は難しくありません
- 原因はほぼ今回紹介した5つに集約されます
- いったん設定すると安定して使えます
「受信できない」と感じたら、
あわてて初期化したりする前に、
✔ 有効化
✔ App用パスワード
✔ 同期設定
この3つを優先して確認すると解決しやすいです。


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