Androidスマホでスクリーンショットを撮ろうとしても、うまく保存できないことがあります。
電源ボタンと音量下ボタンを押しても反応しない、黒い画面だけ保存される、「スクリーンショットは無効です」と表示される、撮ったはずの画像が見つからないなど、症状はいくつかあります。
このようなときは、すぐにスマホの故障と決めつける必要はありません。Androidのスクリーンショットができない原因は、操作方法、アプリ側の制限、仕事用プロファイル、保存先、ストレージ不足、一時的な不具合などに分けて確認できます。
この記事では、Androidでスクリーンショットができないときの原因と対処法を、症状別に整理します。

Androidでスクリーンショットができないときの原因早見表
まずは、自分の症状に近いものを確認しましょう。Androidのスクリーンショット不具合は、症状を見ると原因を絞り込みやすくなります。
| 症状 | 考えられる原因 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| ボタンを押しても反応しない | 押し方のズレ、ケース、ボタン不良 | 電源+音量下を同時に短く押す |
| 特定のアプリだけ撮れない | アプリ側のスクリーンショット制限 | ホーム画面で撮れるか試す |
| 黒い画面だけ保存される | 動画・金融・決済アプリなどの保護 | 別の画面では正常に撮れるか確認する |
| 「スクリーンショットは無効です」と出る | アプリ制限、仕事用プロファイル、会社端末の管理設定 | 個人用アプリでも同じ表示が出るか確認する |
| 撮ったはずの画像が見つからない | 保存先の見落とし、表示設定、同期の影響 | Googleフォトやギャラリーのスクリーンショットフォルダを見る |
| 保存に失敗する | ストレージ不足、一時的な不具合 | 空き容量を確認して再起動する |
チエバコ最初に見るべきポイントは、「全部の画面で撮れないのか」「特定のアプリだけ撮れないのか」です。
ホーム画面や設定画面では撮れるのに、特定のアプリだけ撮れない場合は、端末の故障ではなくアプリ側の制限である可能性が高くなります。
反対に、ホーム画面でも設定画面でも一切撮れない場合は、操作方法、ボタン、ストレージ、Android OSの状態を順番に確認していきましょう。
スマホ全般の設定やトラブル対処は、こちらでも整理しています。


スマホの基本操作や設定変更が苦手な場合は、通知、写真保存、バックアップ、アプリ設定などもあわせて確認しておくと安心です。
Androidのスクリーンショットの基本操作
Androidスマホでスクリーンショットを撮る基本操作は、次の方法です。
電源ボタンと音量下ボタンを同時に短く押す
ここで大切なのは、「同時に」「短く」押すことです。長押ししすぎると、電源メニューが開いたり、音量だけが下がったりして、スクリーンショットにならないことがあります。
うまくいかない場合は、次の点を確認してください。
- 電源ボタンと音量下ボタンを同時に押せているか
- 長押しではなく、短く押しているか
- 音量上ボタンではなく、音量下ボタンを押しているか
- スマホケースがボタン操作を邪魔していないか
- 画面ロック中ではなく、撮りたい画面を表示した状態で試しているか
機種によっては、電源ボタンを長押ししたメニューの中に「スクリーンショット」が表示される場合もあります。ボタンの同時押しが苦手な場合は、電源メニューやジェスチャー操作から撮影できるか確認してみましょう。
Androidでスクリーンショットができないときに最初に切り分けること
スクリーンショットができないときは、原因を一つずつ確認するより、先に切り分けた方が早く解決できます。
まず、次の3つの画面でスクリーンショットを試してください。
- ホーム画面
- 設定画面
- 問題が起きているアプリの画面
ホーム画面や設定画面で撮れるなら、Android本体の機能は動いています。この場合は、特定アプリの制限、画面保護、仕事用プロファイルなどを疑います。
ホーム画面や設定画面でも撮れない場合は、ボタン操作、スマホケース、ストレージ不足、一時的な不具合、ボタン故障の順に確認します。



「ホーム画面で撮れるか」を見るだけで、原因がスマホ側なのかアプリ側なのかをかなり絞れます。
原因1:アプリ側でスクリーンショットが禁止されている
Androidでは、アプリ側の設定によってスクリーンショットが禁止されることがあります。
この場合、スマホの設定を変更しても撮影できません。端末の不具合ではなく、アプリ側が画面の保存を制限している状態です。
スクリーンショットが制限されやすい画面には、次のようなものがあります。
- 銀行アプリ
- 証券アプリ
- キャッシュレス決済アプリ
- チケット表示アプリ
- マイナンバー関連アプリ
- パスワード管理アプリ
- 企業用の業務アプリ
- 動画配信サービスや著作権保護された再生画面
このようなアプリでは、「スクリーンショットを保存できません」「セキュリティのため撮影できません」などの表示が出ることがあります。
また、エラー表示が出なくても、保存した画像が真っ黒になる場合があります。これは、アプリが画面内容を保護しているためです。
この場合は、制限を回避する方法を探すのではなく、アプリが用意している保存機能、共有機能、明細ダウンロード、PDF出力、メール送信、メモ機能などを確認しましょう。
原因2:「スクリーンショットは無効です」と表示される
「スクリーンショットは無効です」と表示される場合は、主に次の2つが考えられます。
- アプリ側でスクリーンショットが禁止されている
- 仕事用プロファイルや会社端末の管理設定で制限されている
会社支給のAndroidスマホや、仕事用アカウントを追加している端末では、管理者がスクリーンショットを制限している場合があります。
仕事用プロファイルとは、個人用のアプリと仕事用のアプリを分けて管理するAndroidの仕組みです。会社のメール、チャット、業務アプリ、ファイル共有アプリなどでは、情報漏えい防止のためにスクリーンショットが制限されることがあります。
この場合、利用者側で勝手に解除することはできません。会社端末や仕事用アカウントで表示される場合は、勤務先のシステム担当者や端末管理者に確認してください。
個人で購入したスマホでも、過去に会社のアカウントを追加している場合は、仕事用プロファイルが残っていることがあります。設定アプリ内で「仕事用プロファイル」「デバイス管理アプリ」「アカウント」などの項目を確認してみましょう。
原因3:黒い画面だけ保存される
スクリーンショット自体は保存されているのに、画像を開くと黒い画面だけになっている場合があります。
この場合も、端末の故障とは限りません。アプリ側で画面の内容を保護している可能性があります。
特に、動画配信サービス、電子書籍、決済アプリ、金融系アプリ、チケットアプリなどでは、表示中の内容を保存できないように制限されていることがあります。
確認する方法は簡単です。黒く保存されたアプリとは別に、ホーム画面や設定画面でスクリーンショットを試してください。
- ホーム画面では正常に撮れる
- 設定画面では正常に撮れる
- 特定アプリだけ黒くなる
この場合は、スマホ本体ではなく、アプリ側の制限と考えるのが自然です。
黒い画面になるアプリでは、スクリーンショットだけでなく画面録画も制限される場合があります。録画アプリを使っても保存できないときは、アプリの仕様として保護されている可能性が高いです。
原因4:ボタンの押し方やスマホケースが原因になっている
スクリーンショットができない原因として、意外と多いのがボタン操作のズレです。
Androidのスクリーンショットは、電源ボタンと音量下ボタンを同時に押す必要があります。しかし、片方のボタンだけ先に反応すると、画面が消えたり、音量が下がったりしてしまいます。
特に、厚みのあるスマホケースを付けている場合は、しっかり押しているつもりでもボタンが押し切れていないことがあります。
次の順番で確認してみてください。
- スマホケースを外して試す
- 電源ボタンと音量下ボタンを同時に短く押す
- 長押しではなく、一瞬押す感覚で試す
- 音量だけが変わる場合は、電源ボタンを押すタイミングを合わせる
- 画面が消える場合は、音量下ボタンを押すタイミングを合わせる
何度か試しても反応しない場合は、ボタン操作以外の方法を使えるか確認しましょう。
原因5:機種ごとのスクリーンショット操作が違う
Androidは、Pixel、Galaxy、Xperia、AQUOS、OPPO、Xiaomiなど、メーカーによって操作方法や設定画面の名前が異なることがあります。
基本は電源ボタンと音量下ボタンの同時押しですが、機種によっては別の方法も用意されています。
- 電源ボタン長押しメニューからスクリーンショットを選ぶ
- 最近使ったアプリ画面からスクリーンショットを選ぶ
- 3本指スワイプで撮影する
- 手のひらを画面に沿ってスワイプして撮影する
- クイック設定や便利機能から撮影する
- ユーザー補助メニューからスクリーンショットを選ぶ
Galaxyでは「手のひらでスワイプしてキャプチャ」のような機能が用意されている機種があります。Pixelでは、電源ボタンと音量下ボタンの同時押しのほか、最近使ったアプリ画面からスクリーンショットを撮れる場合があります。
設定画面で探す場合は、次のような項目を確認してください。
- 設定 → システム → ジェスチャー
- 設定 → 便利機能
- 設定 → 追加設定
- 設定 → ユーザー補助
- 設定内の検索欄で「スクリーンショット」と入力する
Androidは機種差が大きいため、設定名が完全に同じとは限りません。見つからない場合は、設定アプリ内の検索欄を使うのが早いです。



機種によって設定名が違うので、設定アプリの検索欄に「スクリーンショット」と入れるのが一番早いです。
原因6:保存されているのに画像が見つからない
「スクリーンショットができない」と感じていても、実際には撮影できていて、保存先を見つけられていないだけの場合があります。
Androidのスクリーンショットは、通常、写真アプリやギャラリーアプリの中に保存されます。ただし、機種やアプリによって表示場所が少し異なります。
次の場所を確認してみてください。
- Googleフォトの「ライブラリ」
- Googleフォト内の「スクリーンショット」
- ギャラリーアプリの「スクリーンショット」
- ファイル管理アプリの「Pictures」または「Screenshots」フォルダ
- 最近追加された画像の一覧
- Googleフォト内で「スクリーンショット」と検索
また、Googleフォトやギャラリーアプリで同期や表示設定が変わっていると、撮影直後の画像が見つけにくいことがあります。
通知バーにスクリーンショットの保存通知が出ている場合は、通知をタップして保存先を確認してみましょう。
ファイル管理アプリで確認する場合は、「内部ストレージ」から「Pictures」または「Screenshots」というフォルダを探します。メーカー独自のギャラリーアプリを使っている場合は、アルバム一覧に「スクリーンショット」が分かれて表示されることもあります。
原因7:ストレージ不足で保存できない
スクリーンショットの操作はできているのに、画像が保存されない場合は、スマホ本体の空き容量不足も確認してください。
本体ストレージの空き容量が少ないと、スクリーンショットの保存に失敗することがあります。写真や動画、アプリのキャッシュが増えている端末では特に起こりやすいです。
空き容量は、次の場所から確認できます。
- 設定 → ストレージ
- 設定 → バッテリーとデバイスケア
- 設定 → デバイス情報 → ストレージ
- 設定内の検索欄で「ストレージ」と入力する
表記は機種によって異なりますが、「ストレージ」「容量」「デバイスケア」などの項目を探すと確認できます。
空き容量が少ない場合は、次の方法で容量を確保しましょう。
- 不要な写真や動画を削除する
- 使っていないアプリをアンインストールする
- アプリのキャッシュを削除する
- Googleフォトなどにバックアップ後、端末内の画像を整理する
- ダウンロードフォルダの不要ファイルを削除する
スクリーンショットは小さな画像ファイルですが、空き容量が極端に少ない状態では正常に保存できないことがあります。不要なデータを整理してから、再度スクリーンショットを試してください。
原因8:Android OSやアプリの一時的な不具合
特定の原因が見つからない場合は、Android OSやアプリの一時的な不具合でスクリーンショットが反応しなくなっていることもあります。
この場合は、次の順番で確認してください。
- スマホを再起動する
- 不要なアプリを終了する
- Androidのアップデートを確認する
- 対象アプリを最新版に更新する
- ストレージの空き容量を確保する
特に再起動は基本的な対処法ですが、効果があります。ボタン操作や保存処理が一時的に不安定になっている場合、再起動だけで直ることもあります。
アップデート後に急にスクリーンショットができなくなった場合は、アプリ側が新しいAndroidバージョンに対応しきれていない可能性もあります。その場合は、アプリの更新を待つ必要があるケースもあります。
原因9:電源ボタンや音量ボタンが故障している
ホーム画面でも設定画面でもスクリーンショットが撮れず、ほかの操作でもボタンの反応が悪い場合は、ボタンの故障も考えられます。
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 電源ボタンを押しても画面がつきにくい
- 音量ボタンを押しても反応しないことがある
- ボタンを強く押さないと反応しない
- ケースを外しても反応が変わらない
- スクリーンショット以外の操作でも不具合がある
ボタン故障が疑われる場合は、ジェスチャー操作、電源メニュー、ユーザー補助メニューなど、ボタンを使わない方法でスクリーンショットを撮れるか確認してください。
それでも改善しない場合は、メーカーサポート、携帯ショップ、修理店への相談を検討しましょう。
長いページを1枚で保存できない場合
通常のスクリーンショットは、画面に表示されている範囲だけを保存します。Webページや設定画面など、縦に長い画面を1枚で保存したい場合は、スクロールスクリーンショットの機能を使える場合があります。
Android 12以降の一部機種では、スクリーンショット撮影後に「もっとキャプチャ」「範囲を拡大」「スクロールキャプチャ」などのボタンが表示されることがあります。
表示された場合は、そのボタンをタップして保存範囲を広げます。ただし、すべてのアプリや画面で使えるわけではありません。
- 縦にスクロールできない画面では使えない
- アプリ側で制限されている画面では使えない
- 機種やAndroidのバージョンによって表示名が違う
- スクリーンショット直後に表示されるメニューから操作する必要がある
「もっとキャプチャ」が表示されない場合は、その画面や機種が対応していない可能性があります。通常のスクリーンショットを複数枚に分けて保存するか、アプリ内の共有機能やPDF保存を使えるか確認しましょう。
どうしてもスクリーンショットが撮れない画面はどうする?
アプリ側でスクリーンショットが禁止されている画面では、無理に撮影しようとしない方が安全です。
金融アプリ、決済アプリ、チケットアプリ、動画配信サービス、電子書籍などでは、セキュリティや著作権保護のためにスクリーンショットが制限されています。
このような場合は、次のような代替方法を確認しましょう。
- アプリ内の共有機能を使う
- 明細や履歴をPDFで保存する
- 公式のダウンロード機能を使う
- 必要な内容をメモする
- メール送信やエクスポート機能を使う
- アプリのヘルプやサポートページを確認する
スクリーンショット禁止を回避する方法は、アプリの利用規約や情報管理上の問題につながることがあります。禁止されている画面では、アプリが用意している正規の保存方法を使うのが安全です。



黒い画面になる場合や禁止表示が出る場合は、故障ではなく「撮らせない設定」の可能性が高いです。
Androidのスクリーンショットでよくある質問
スクリーンショットはどこに保存されますか?
多くのAndroidスマホでは、Googleフォト、ギャラリー、ファイル管理アプリの中に保存されます。見つからない場合は、「Screenshots」フォルダや「スクリーンショット」アルバムを確認してください。
画面が黒く保存されるのは故障ですか?
特定のアプリだけ黒く保存される場合は、故障ではなくアプリ側の制限である可能性が高いです。ホーム画面や設定画面では正常に撮れるか確認しましょう。
スクリーンショット禁止のアプリは設定で解除できますか?
基本的に利用者側では解除できません。銀行アプリ、決済アプリ、動画配信サービス、仕事用アプリなどでは、セキュリティや著作権保護のために制限されていることがあります。
長いページを1枚で保存できますか?
機種やAndroidのバージョンによっては、スクリーンショット撮影後に「もっとキャプチャ」「範囲を拡大」「スクロールキャプチャ」などの機能が表示される場合があります。表示されない場合は、その画面や機種が対応していない可能性があります。
スクリーンショットだけでなく画面録画もできません
アプリ側で画面内容が保護されている場合、スクリーンショットだけでなく画面録画も制限されることがあります。動画配信、金融、決済、仕事用アプリなどでは、アプリ側の仕様として制限されているケースがあります。
通知バーに保存通知が出ない場合はどうしますか?
通知が出ない場合は、スクリーンショット自体が撮れていない可能性があります。まずはホーム画面で撮影を試し、反応があるか確認してください。撮影できているのに通知だけ出ない場合は、Googleフォト、ギャラリー、ファイル管理アプリから保存先を確認しましょう。
まとめ:Androidのスクリーンショットができないときは症状別に確認する
Androidでスクリーンショットができない場合は、すぐに故障と決めつけず、原因を順番に切り分けることが大切です。
主な原因は次のとおりです。
- アプリ側でスクリーンショットが禁止されている
- 仕事用プロファイルや会社端末で制限されている
- 黒い画面だけ保存される
- ボタンの押し方やスマホケースが原因になっている
- 機種ごとの操作方法が違う
- 保存されているのに画像を見つけられていない
- ストレージ不足で保存できない
- Android OSやアプリの一時的な不具合が起きている
- 電源ボタンや音量ボタンが故障している
まずは、ホーム画面や設定画面でスクリーンショットを試し、特定のアプリだけ撮れないのか、端末全体で撮れないのかを確認しましょう。
特定アプリだけ撮れない場合は、アプリ側の制限である可能性があります。すべての画面で撮れない場合は、操作方法、スマホケース、ストレージ、再起動、アップデート、ボタン故障の順に確認すると、原因を見つけやすくなります。


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