インターネットを見ていて「このページをまた見たいな」と思うことが良くありますよね。
そのときに便利なのがお気に入り です。
お気に入りに登録すると、アドレス(URL)を覚えなくても、クリックするだけでそのページを開けます。
本を読んでいて大事なページに「しおり」をはさんでおくのと同じようなイメージです。
ブラウザの『Edge』をお使いの方向けに、この記事では、初心者の方にもわかりやすく、HTMLファイルにお気に入りのエクスポート・インポート方法 を解説します。
お気に入りとは?
お気に入りとは、自分が気になったwebページをブラウザーに登録しておき、見たいときにすぐにアクセスできる機能のことです。
Edgeには、よく使うサイトを保存できる「お気に入り」登録機能があります。
パソコンを買い替えるときや、複数の環境で同じお気に入りを使いたいときには、お気に入りを エクスポート(書き出し) して保存し、必要な環境で インポート(読み込み) することで簡単に移行できます。
Edgeでお気に入りを表示する
Edgeを立ち上げます。

①「…」(三点リーダ)をクリックしメニューを開きます。
②メニューから「お気に入り」をクリックします。
※ ショートカットキー「Ctrl + Shift + O」でお気に入りを開くこともできます。
お気に入り メニュー
すると、この様な「お気に入り」のメニューが表示されます。

上段の「…」(三点リーダ)をクリックしましょう。
メニューが開きます。

このメニューから「お気に入り」のエクスポート/インポートが出来るようになります。
「お気に入り」をエクスポート
現在、保存されている「お気に入り」をエクスポートしてみましょう。
メニューにある「お気に入りのエクスポート」をクリックします。
「名前を付けて保存」の画面で、保存先を決めファイル名を入力し保存をクリックします。

保存先を見て、お気に入りのファイルが有るか確認しましょう。
💡 保存されるファイルは HTML形式 です。クラウドサービスやUSBメモリなどにコピーしておけば、別のPCでも利用できます。今ではクラウドサービスを使えばインターネットにつながっていれば手軽にインポートして利用が可能になります。
エクスポートしたHTMLファイル
HTMLファイルをメモ帳で開いてみましょう。

HTMLファイルの中身はこんな感じです。
Edgeでお気に入りをインポートする方法
保存したお気に入りのHTMLファイルをインポートしましょう。
プロファイル/ブラウザーデータのインポート
Edgeの上部右端にある「…」(三点リーダ)をクリックし、メニューから「お気に入り」をクリックします。

メニューの上部の「…」をクリックします。

メニューにある「お気に入りをインポートする」をクリックします。

するとEdgeの設定画面がブラウザーに表示されます。

「お気に入り」のインポート
この設定画面では、Edgeのいろいろな設定が出来ます。
左側のメニューの中の「プロファイル」を選択し設定画面を開きます。(多分このプロファイル画面が開かれているはずです。)
今回は「HTMLファイル」をインポートしたいので、「その他の場所のインポート」-「ブラウザーデーターを今すぐインポート」から右端にある「インポート」をクリックします。

すると小さいメニューが表示されます。

インポート元を選択します。今回はHTMLファイルをインポートするので「お気に入りまたはブックマークのHTML」を選択します。

インポートする項目を選択してくださいの下の「お気に入りまたはブックマーク」にチェックを入れます。
次に「ファイルの選択」をクリックします。
開く画面が表示され、ファイルの保存場所を指定しインポートファイルを選択し開くをクリックして完了です。

👉 読み込んだお気に入りは、「お気に入りページ」で必要に応じて整理しましょう。
お気に入りのメニューの上段の「お気に入りページを開く」からページに移ることが出来ます。

お気に入りページが開き不要なページは「×」で削除できます。並べ替えはドラッグ&ドロップで可能です。

補足:Microsoftアカウントでの同期との違い
Edgeには「Microsoftアカウントで同期」する機能もあります。アカウントにサインインしておくと、自動的にお気に入りや閲覧履歴、保存したパスワードなどを自動に同期できます。
例えば、自宅のパソコンで登録したお気に入りが、ノートパソコンやスマホのEdgeにもすぐ反映されるので、どの端末からでも同じ環境で使えてとても便利です。
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まとめ
新しいPCへブックマークを移すときや、バックアップを取りたいときにぜひ活用してください。
「お気に入り」を上手に使えば、ブラウザが自分専用の便利なツールに変わります。特にEdgeはMicrosoftアカウントと組み合わせることで、どこからでも同じお気に入りを使えるのが魅力です。
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