エクセルで大量のメールアドレスを扱うとき、「@の前のユーザー名だけ取り出したい」と思ったことはありませんか?
この記事では、関数を使ってメールアドレスからユーザー名を簡単に抽出する方法を分かりやすく解説します。
初心者でもすぐに実践できる手順をスクショ付きで紹介し、作業効率を大幅にアップさせます。
目次
「@」の位置を特定し、その前の文字列を取り出す
まず、メールアドレス内の「@」が何文字目にあるかを調べます。
Excelの FIND関数 を使うと簡単です。

FIND関数で、「@」の位置を求める
FIND(“@”,A3)
「検索文字列」=「@」を「対象」=「セルA3」の文字列の左端の「開始位置」から検索し最初に現れる位置を数値で求めます。
サンプルのA3では「@」の位置は「12」になります。
LEFT関数で対象の文字を取り出す
「@」の前の文字列だけを取り出すには LEFT関数 を使います。
=LEFT(A3,FIND(“@”,A3)-1)
FIND関数で「@」文字位置を求めたら、左端から「@」の1つ前までの文字を取り出します。-1
をすることで「@」の前までの文字列だけを抽出。
結果として、メールアドレスのユーザー名部分だけが取り出せます。
サンプルA3では「12-1」文字、左端から11文字を取り出します。「ichiro_sato」が取り出されました。
後は書式をコピーします。
複数のメールアドレスでも応用可能
- この関数を列にコピーすれば、複数のメールアドレスのユーザー名を一括で抽出可能です
- データベースやリストの整理にも便利で、業務効率が大幅にアップします
見出し4:ポイントと注意点
- メールアドレスに「@」が含まれていない場合はエラーになるため、事前に確認
- スペースが入っている場合は
TRIM
関数で不要な空白を削除しておくと安心
まとめ
・FIND関数で、「@」の位置を求める。 FIND(“@”,A3)
・LEFT関数で対象の文字を取り出す。 =LEFT(A3,FIND(“@”,A3)-1)
アドレスからユーザー名を取り出す方法の紹介でした。
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