Excelで日付や時刻を入力する場面は、
請求書・作業報告書・日報・ログ管理など、非常に多くあります。
しかし実際には、
・入力した日付が勝手に変わってしまった
・固定したつもりが翌日になると更新されていた
・逆に、毎日変わってほしい日付が固定されている
といった混乱も起こりがちです。
Excelでは
「固定される日付・時刻」 と
「自動で更新される日付・時刻」 を
目的に応じて使い分ける必要があります。
この記事では、
・ショートカットで固定する方法
・関数で自動更新する方法
・それぞれの使い分けと注意点
をまとめて解説します。
固定された日付・時刻を入力する(ショートカット)
まずは、
入力した時点の日付・時刻を固定したい場合 の方法です。
この方法で入力した値は、
翌日になっても、ファイルを開き直しても変わりません。
日付や時刻を簡単入力できる方法です。
日付を固定したいときのショートカットや、自動更新させたい時の関数の紹介です。
ショートカットで入力すると固定された日時を入力することが出来ます。
日付のショートカット 「Ctrl」+「;(セミコロン)」
手順はとても簡単です。
日付を入力したいセルをアクティブにします。
ショートカット「Ctrl」+「;(セミコロン)」と入力する

すると入力した日の日付が表示されました。

これだけで、
その日の日付が固定値として入力 されます。
請求日・作成日・記録日など、
「後から変わってほしくない日付」に最適です。
時刻のショートカット 「Ctrl」+「:(コロン)」
時刻も同様にショートカットで入力できます。
時刻を入力したいセルをアクティブにします。
ショートカット「Ctrl」+「:(コロン)」と入力する


すると、
入力した瞬間の時刻が固定値として表示 されます。
作業開始時間・終了時間の記録などに便利です。
日付を自動で更新する方法(TODAY関数) =TODAY()
次は、
常に「今日の日付」を表示したい場合 の方法です。
この場合は、ショートカットではなく関数を使います。
TODAY関数の使い方
日付を表示したいセルに、次の関数を入力します。
=TODAY()
Enterキーを押すと、
その日の日付が表示されます。
この日付は、
ファイルを開くたびに自動で更新 されます。
日報、チェックリスト、管理表など
「常に今日の日付である必要がある表」に向いています。
日付を入力したいセルをアクティブにします。
関数「 =TODAY()」と入力します。

日付が入力されました。

表示される日付はファイルを開く度に自動で更新されます。
時刻を自動で更新する方法(NOW関数) 関数=NOW()
現在の時刻、または
日付+時刻を自動更新したい場合は
NOW関数を使います。
NOW関数の使い方
時刻を表示したいセルに、次の関数を入力します。
=NOW()
この関数は、
日付と時刻の両方 を返します。
表示される値は、
ファイルを開き直すたび、または再計算のたびに更新されます。
時刻を入力したいセルをアクティブにします。
関数「=NOW()」と入力します。


関数「=NOW()」は日付と時刻を求めます。
時刻だけを表示したい場合
NOW関数は日付と時刻を同時に表示するため、
「時刻だけ表示したい」という場合は
セルの表示形式を変更します。
1.セルを選択
2.「Ctrl+1」でセルの書式設定を開く
3.分類から「時刻」を選択
4.表示したい時刻形式を選んでOK
これで、
中身は日付+時刻のまま、
表示だけを時刻にできます。
時刻だけにしたい場合は、セルの書式設定の表示形式の分類「時刻」の種類から表示したい時刻形式を選択します。
ショートカット「Ctrl+1」と入力するとセルの書式設定ダイアログメニューが開きます。
時刻の種類から表示させたい時刻を選択しOKを押します。

表示される時刻はファイルを開く度に自動で更新されます。
TODAY関数とNOW関数の注意点
・どちらもパソコンの内蔵時計を元に表示される
・再計算や再起動で値が変わる
・固定したい場合は値貼り付けが必要
「自動更新が便利な場面」と
「固定すべき場面」を
混同しないことが重要です。
おわりに
Excelの日付・時刻入力は、
・固定したい → ショートカット
・常に最新にしたい → TODAY / NOW
と覚えておくと迷いません。
特に業務で使う表では、
意図しない日付変更がトラブルの原因 になることもあります。
目的に応じて、
固定と自動更新を正しく使い分けてください。


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