【Windows 11/10】GPU・グラボの確認方法|内蔵GPUとの違いと見分け方

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WindowsでGPUを確認する方法

Windowsパソコンでゲーム、動画編集、画像生成AI、外部モニターの増設などを考えるときに、まず確認しておきたいのがGPUやグラボの種類です。

ただ、「自分のパソコンにグラボが入っているのか分からない」「Intel UHD GraphicsとNVIDIA GeForceの違いが分からない」「GPU 0やGPU 1と表示されても判断できない」と迷うことがあります。

Windows 11やWindows 10では、特別なソフトを入れなくても、標準機能だけでGPU名や使用状況を確認できます。

この記事では、Windows 11/10でGPU・グラボを確認する方法、内蔵GPUと独立GPUの違い、複数のGPUが表示されたときの見分け方を整理します。

なお、Windows 10は2025年10月14日にMicrosoftのサポートが終了しています。GPU確認の操作自体はできますが、セキュリティ面ではWindows 11への移行もあわせて検討しておきましょう。

目次

まず結論|GPU・グラボはどこで確認する?

GPUやグラボを確認するときは、目的によって見る場所を変えると迷いません。

確認したいこと見る場所分かること
GPU名・グラボ名を知りたいデバイスマネージャー搭載されているGPUの名前
GPUが使われているか見たいタスクマネージャーGPU使用率、GPUメモリ、負荷状況
ドライバーや表示メモリも見たいDirectX診断ツールGPU名、表示メモリ、ドライバー情報
アプリごとに使うGPUを確認したいWindowsのグラフィックス設定省電力・高パフォーマンスの指定
ブラウザでGPUが使われているか見たいChrome・EdgeのGPUページブラウザ描画機能の状態

GPU名を確認したいだけなら、最初にデバイスマネージャーを見るのが分かりやすいです。

チエバコ

「グラボが入っているかだけ知りたい」という場合は、まずデバイスマネージャーの「ディスプレイ アダプター」を確認すれば大丈夫です。

GPU・グラボ・内蔵GPUの違い

確認手順に入る前に、GPUやグラボの言葉の違いを整理しておきます。

用語意味表示例
GPU映像表示や画像処理を担当する処理装置Intel UHD Graphics、NVIDIA GeForceなど
グラフィックボード・グラボGPUを搭載した拡張カード。主にデスクトップPCで使われる呼び方NVIDIA GeForce RTX、AMD Radeon RXなど
内蔵GPUCPUやチップセット側に組み込まれたGPUIntel UHD Graphics、Intel Iris Xe Graphics、AMD Radeon Graphicsなど
独立GPU内蔵GPUとは別に搭載された高性能GPUNVIDIA GeForce、AMD Radeon RX、Intel Arcなど

GPUは、画面表示や映像処理を担当する部品の総称です。

グラフィックボードは、そのGPUを搭載した拡張カードのことです。デスクトップPCでは「グラボ」と呼ばれることが多く、ゲームや動画編集など重い処理に使われます。

一方、ノートPCではグラフィックボードという形ではなく、本体内部に独立GPUが組み込まれていることがあります。そのため、ノートPCでは「グラボが挿さっている」というより、独立GPUを搭載しているかを見る方が正確です。

内蔵GPUと独立GPUの見分け方

WindowsでGPU名を確認したとき、表示名から内蔵GPUか独立GPUかをある程度見分けられます。

内蔵GPUに多い表示名

  • Intel UHD Graphics
  • Intel Iris Xe Graphics
  • AMD Radeon Graphics

内蔵GPUは、Web閲覧、メール、Office作業、YouTube視聴、軽い画像編集などに向いています。消費電力が少ないため、ノートPCではバッテリー持ちや発熱を抑えやすい点も特徴です。

ただし、高画質の3Dゲーム、本格的な動画編集、3D CAD、画像生成AIなどでは、性能が足りない場合があります。

独立GPU・グラボに多い表示名

  • NVIDIA GeForce RTX / GTX
  • NVIDIA RTX
  • AMD Radeon RX
  • Intel Arc

独立GPUは、内蔵GPUとは別に搭載されるグラフィック処理用の部品です。専用のGPUメモリを持つことが多く、ゲーム、動画編集、3D処理、複数モニター表示などに向いています。

Intel Arcは、機種によって内蔵GPUの名称として表示される場合と、独立GPUとして搭載される場合があります。表示名だけで判断しにくいときは、パソコンの仕様表もあわせて確認すると安心です。

方法1|デバイスマネージャーでGPU・グラボ名を確認する

GPUやグラボの名前を確認するなら、まずデバイスマネージャーを開きます。

Windows 11でもWindows 10でも、基本的な確認場所は同じです。

デバイスマネージャーで確認する手順

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「デバイスマネージャー」をクリックします。
  3. 「ディスプレイ アダプター」を開きます。
  4. 表示されたGPU名を確認します。

「ディスプレイ アダプター」の下に表示される名前が、Windowsに認識されているGPUです。

表示例見分け方
Intel UHD Graphics内蔵GPU
Intel Iris Xe Graphics内蔵GPU
AMD Radeon Graphics内蔵GPUの場合が多い
NVIDIA GeForce RTX 4060独立GPU・グラボ
NVIDIA GeForce GTX 1650独立GPU・グラボ
AMD Radeon RX 7600独立GPU・グラボ
Intel Arc Aシリーズ独立GPUの場合がある

ここにNVIDIA GeForceやAMD Radeon RXなどが表示されていれば、独立GPUを搭載している可能性が高いです。

Intel UHD GraphicsやIntel Iris Xe Graphicsだけが表示されている場合は、内蔵GPUのみの構成である可能性があります。

GPU名を知りたいだけなら、デバイスマネージャーの「ディスプレイ アダプター」を確認するのが最短です。

方法2|タスクマネージャーでGPUの使用率を確認する

GPU名だけでなく、実際にどれくらい使われているかを確認したい場合は、タスクマネージャーを使います。

ゲーム、動画編集ソフト、ブラウザ、AI系アプリを起動した状態で確認すると、その作業でGPUに負荷がかかっているか分かります。

タスクマネージャーで確認する手順

  1. キーボードで「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を押します。
  2. タスクマネージャーが開きます。
  3. 「パフォーマンス」を選択します。
  4. 「GPU 0」「GPU 1」などをクリックします。
  5. GPU名、使用率、GPUメモリを確認します。

タスクマネージャーでは、GPU使用率がリアルタイムで表示されます。

動画編集ソフトやゲームを起動したときにGPU使用率が上がっていれば、その作業でGPUが使われていると判断できます。

GPU 0とGPU 1は番号だけで判断しない

タスクマネージャーでは、「GPU 0」「GPU 1」と表示されることがあります。

ただし、GPU 0が必ず内蔵GPU、GPU 1が必ずグラボとは限りません。

パソコンの構成やドライバーの状態によって、番号の割り当ては変わる場合があります。番号だけで判断せず、必ずGPU名も確認しましょう。

たとえば、GPU 0に「Intel UHD Graphics」、GPU 1に「NVIDIA GeForce RTX」と表示されていれば、Intel側が内蔵GPU、NVIDIA側が独立GPUと判断しやすくなります。

チエバコ

GPU 0やGPU 1の番号よりも、横に表示されているGPU名を見るのが大事です。

GPU使用率が高い状態が続く場合は、ゲーム、動画編集、ブラウザの動画再生、複数モニター表示などでグラフィック処理に負荷がかかっている可能性があります。

方法3|DirectX診断ツールで詳しいGPU情報を確認する

より詳しいGPU情報を確認したい場合は、DirectX診断ツールを使います。

DirectX診断ツールでは、GPU名、表示メモリ、ドライバー情報などを確認できます。ゲームやアプリの推奨スペックと比べたいときにも役立ちます。

DirectX診断ツールを開く手順

  1. キーボードで「Windows」+「R」を押します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」が開きます。
  3. 入力欄に「dxdiag」と入力します。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. DirectX診断ツールが開いたら「ディスプレイ」タブを確認します。

複数のGPUを搭載しているパソコンでは、「ディスプレイ」タブや「レンダー」タブに分かれて情報が表示される場合があります。

ゲームや動画編集ソフトの動作条件を確認したいときは、ここに表示されるGPU名、表示メモリ、ドライバー情報を見て、ソフト側の必要スペックや推奨スペックと比べると判断しやすくなります。

方法4|Windowsのグラフィックス設定で使用GPUを確認する

Windowsでは、アプリごとに使用するGPUを確認・変更できる場合があります。

内蔵GPUと独立GPUの両方を搭載しているパソコンでは、アプリごとに「省電力」または「高パフォーマンス」を選べることがあります。

Windows 11で確認する手順

  1. スタートボタンをクリックします。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「システム」を選択します。
  4. 「ディスプレイ」を開きます。
  5. 「グラフィックス」をクリックします。
  6. 対象アプリを選び、「オプション」を開きます。
  7. GPUの設定を確認します。

Windows 10で確認する手順

  1. スタートボタンをクリックします。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「システム」を選択します。
  4. 「ディスプレイ」を開きます。
  5. 「グラフィックの設定」をクリックします。
  6. 対象アプリを選び、GPUの設定を確認します。

表示される項目は、パソコンの構成によって異なります。

項目主な意味
Windowsに自動で選択させるWindowsが作業内容に応じて判断する
省電力内蔵GPUが使われることが多い
高パフォーマンス独立GPUが使われることが多い

ゲームや動画編集ソフトの動作が重い場合は、対象アプリだけ「高パフォーマンス」に変更すると改善する場合があります。

ただし、ノートPCではバッテリー消費や発熱が増えることがあります。すべてのアプリを高パフォーマンスにするのではなく、必要なアプリだけ変更するのが現実的です。

方法5|ChromeやEdgeでGPUの利用状況を確認する

ChromeやMicrosoft Edgeでは、ブラウザ上でGPU関連機能の状態を確認できます。

動画再生がカクつく、ブラウザゲームが重い、Webページの描画が不安定といった場合に参考になります。

Chromeで確認する場合

Chromeのアドレスバーに次の文字を入力します。

chrome://gpu/

Edgeで確認する場合

Microsoft Edgeのアドレスバーに次の文字を入力します。

edge://gpu/

表示されたページで「Graphics Feature Status」などを確認すると、ブラウザでGPU関連機能が有効になっているかを確認できます。

ただし、この画面はブラウザの描画機能を確認するための画面です。パソコン全体のGPU名や、内蔵GPUとグラボの見分けには、デバイスマネージャーやタスクマネージャーを使う方が分かりやすいです。

GPUが2つ表示される理由

デバイスマネージャーやタスクマネージャーで、GPUが2つ表示されることがあります。

これは、内蔵GPUと独立GPUの両方を搭載しているパソコンでよく見られる表示です。

表示例考え方
Intel UHD Graphics内蔵GPU
NVIDIA GeForce RTX独立GPU

ノートPCでは、普段のWeb閲覧や文書作成では内蔵GPUを使い、ゲームや動画編集など負荷の高い作業では独立GPUを使う構成があります。

このような構成は、性能と消費電力のバランスを取るために使われます。GPUが2つ表示されていても、それだけで異常とは限りません。

「Microsoft Basic Display Adapter」と表示される場合

デバイスマネージャーで「Microsoft Basic Display Adapter」と表示される場合があります。

これは、Windowsに組み込まれている基本的なディスプレイドライバーです。

本来のGPU名ではなく「Microsoft Basic Display Adapter」と表示されている場合は、GPUメーカーやパソコンメーカーの正式なドライバーが入っていない、または正しく認識されていない可能性があります。

この場合は、次の順番で確認します。

  1. Windows Updateを実行する
  2. パソコンメーカーのサポートページでドライバーを確認する
  3. NVIDIA、AMD、IntelなどGPUメーカーの公式サイトで対応ドライバーを確認する
  4. 再起動後にデバイスマネージャーを再確認する

ドライバーの更新や入れ替えは、画面表示の不具合につながる場合があります。不安な場合は、作業前に復元ポイントを作成しておくと安心です。

デスクトップPCでグラボ搭載を見分けるポイント

デスクトップPCの場合は、Windowsの表示だけでなく、背面の映像出力端子を見ることでもグラボ搭載の目安になります。

本体背面に、マザーボード側の映像出力端子とは別に、横向きに並んだHDMIやDisplayPortがある場合は、グラフィックボードが搭載されている可能性があります。

ただし、見た目だけでは正確に判断できない場合もあります。最終的には、デバイスマネージャーやパソコンの仕様表で確認しましょう。

確認ポイント判断の目安
デバイスマネージャーNVIDIA GeForceやAMD Radeon RXがあれば独立GPUの可能性が高い
タスクマネージャーGPU 0、GPU 1の名前と使用率を確認できる
PC背面の端子グラボ側のHDMI・DisplayPortがある場合がある
仕様表GPU欄、グラフィックス欄で正式な搭載情報を確認できる

用途別|内蔵GPUだけで足りる?グラボが必要?

GPUを確認したあとは、自分の用途に対して性能が足りるかを見ておくと判断しやすくなります。

用途内蔵GPUで足りる目安独立GPUが向いている場面
Web閲覧・メールほとんどの場合で十分基本的には不要
Office作業十分なことが多い大画面・複数モニター利用で有利な場合あり
YouTube・動画視聴通常画質なら十分なことが多い高解像度動画や複数画面表示で有利な場合あり
画像編集軽い編集なら対応可能高解像度画像や本格編集では有利
動画編集軽い編集なら可能な場合あり4K編集や書き出しを快適にしたい場合
3Dゲーム軽いゲーム中心高画質・高フレームレートで遊びたい場合
AI系アプリ用途によっては厳しい画像生成AIやGPU処理を使うアプリ

Intel UHD GraphicsやIntel Iris Xe Graphicsだけでも、一般的な事務作業や動画視聴には十分なケースがあります。

一方で、ゲーム、動画編集、3D制作、AI系アプリを快適に使いたい場合は、NVIDIA GeForceやAMD Radeon RXなどの独立GPU搭載PCの方が向いています。

GPU確認でよくある疑問

Intel UHD Graphicsだけでも問題ない?

Web閲覧、メール、Office作業、YouTube視聴が中心であれば、Intel UHD Graphicsなどの内蔵GPUでも問題ないケースが多いです。

ただし、3Dゲーム、4K動画編集、3D CAD、画像生成AIなどを快適に使いたい場合は、独立GPU搭載PCの方が向いています。

NVIDIA GeForceが表示されていればグラボ搭載?

NVIDIA GeForceが表示されていれば、独立GPUを搭載している可能性が高いです。

デスクトップPCではグラフィックボードとして搭載されていることが多く、ノートPCでは本体内部に独立GPUとして組み込まれていることがあります。

GPU使用率が高いと故障している?

GPU使用率が高いだけで、すぐに故障とは言えません。

ゲーム、動画編集、ブラウザでの動画再生、複数モニター利用などでは、GPU使用率が高くなることがあります。

ただし、何もしていないのにGPU使用率が高い、画面がちらつく、頻繁にフリーズする、ドライバーエラーが出る場合は、アプリの不具合やドライバーの問題を確認した方がよいでしょう。

GPUが表示されない場合はどうする?

デバイスマネージャーにGPUが正しく表示されない場合は、まずWindows Updateを実行します。

それでも改善しない場合は、パソコンメーカーのサポートページやGPUメーカーの公式サイトで、対応するグラフィックドライバーを確認します。

自作PCやグラボ交換後のPCでは、グラボが正しく差し込まれているか、補助電源ケーブルが接続されているかも確認が必要です。

Windows 10でも同じ方法で確認できる?

デバイスマネージャー、タスクマネージャー、DirectX診断ツールは、Windows 10でも利用できます。

ただし、Windows 10はMicrosoftのサポートが終了しています。GPU確認の操作はできますが、今後も安全に使い続けるなら、Windows 11への移行も検討しましょう。

まとめ

Windows 11/10でGPUやグラボを確認するには、デバイスマネージャー、タスクマネージャー、DirectX診断ツールを使うのが分かりやすいです。

  • GPU名を確認するなら、デバイスマネージャー
  • GPU使用率を確認するなら、タスクマネージャー
  • 詳しいGPU情報を確認するなら、DirectX診断ツール
  • アプリごとの使用GPUを確認するなら、グラフィックス設定
  • ブラウザのGPU機能を見るなら、chrome://gpu/ や edge://gpu/

内蔵GPUは省電力で軽い作業向け、独立GPUやグラボはゲーム、動画編集、3D処理、AI系アプリなど重い作業向けです。

自分のパソコンにどのGPUが搭載されているかを確認しておくと、PCの性能判断、トラブル対策、買い替え検討がしやすくなります。

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