【Windows 11/10】GPU・グラボを確認する方法|内蔵GPUとの違いと見分け方

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WindowsでGPUを確認する方法

Windowsパソコンでゲーム、動画編集、画像処理、AI系アプリなどを使うときに、気になるのがGPUやグラフィックボードの性能です。

ただ、実際には「自分のパソコンにGPUが入っているのか分からない」「内蔵GPUとグラフィックボードの違いが分からない」「どこを見ればグラボ名を確認できるのか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

Windows 11やWindows 10では、特別なソフトを入れなくても、標準機能だけでGPUやグラフィックボードの情報を確認できます。

この記事では、WindowsでGPU・グラボを確認する方法、内蔵GPUとグラフィックボードの違い、複数のGPUが表示されたときの見方を整理します。

目次

最初に確認|GPUとグラフィックボードの違い

まず、GPUとグラフィックボードの違いを簡単に整理しておきます。

GPUは、Graphics Processing Unitの略で、画面表示、映像処理、3D描画などを担当する処理装置です。

グラフィックボードは、そのGPUを搭載した部品のことを指します。デスクトップPCでは、マザーボードに差し込む拡張カードとして搭載されることが多く、一般的に「グラボ」と呼ばれます。

ただし、ノートPCではグラフィックボードという形ではなく、独立GPUが本体内部に組み込まれていることもあります。そのため、この記事では読者が検索しやすいように「GPU」「グラボ」「グラフィックボード」という言葉を使い分けながら紹介します。

内蔵GPUとグラフィックボードの違い

パソコンに搭載されるGPUには、大きく分けて内蔵GPU独立GPUがあります。

内蔵GPUとは

内蔵GPUは、CPUやマザーボード側に組み込まれているGPUです。

たとえば、次のような名前で表示されることがあります。

  • Intel UHD Graphics
  • Intel Iris Xe Graphics
  • AMD Radeon Graphics

内蔵GPUは、Web閲覧、Office作業、YouTube視聴、軽い画像編集などには十分な性能があります。消費電力が少なく、ノートPCではバッテリー持ちや発熱を抑えやすい点も特徴です。

一方で、高画質の3Dゲーム、本格的な動画編集、3D制作、AI画像生成などの重い処理では、性能が足りない場合があります。

グラフィックボード・独立GPUとは

グラフィックボードや独立GPUは、映像処理を専門に行う高性能なGPUです。

たとえば、次のような名前で表示されることがあります。

  • NVIDIA GeForce RTX / GTX
  • NVIDIA RTX
  • AMD Radeon RX
  • Intel Arc(独立GPUモデルの場合)

独立GPUは、専用のグラフィックメモリを持つことが多く、ゲーム、動画編集、3D処理、複数モニター表示などに向いています。

その分、消費電力や発熱は内蔵GPUより大きくなりやすいため、ノートPCでは通常時は内蔵GPU、高負荷時は独立GPUというように自動で切り替わることがあります。

WindowsでGPU・グラボを確認する方法

WindowsでGPUやグラフィックボードを確認する方法はいくつかあります。

まずは、次の3つを覚えておけば十分です。

  • デバイスマネージャーでGPU名を確認する
  • タスクマネージャーでGPUの使用状況を確認する
  • DirectX診断ツールで詳しい情報を確認する

それぞれ順番に見ていきます。

方法1|デバイスマネージャーでGPU名を確認する

GPUやグラボの名前を確認したい場合、まず使いやすいのがデバイスマネージャーです。

デバイスマネージャーで確認する手順

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「デバイスマネージャー」をクリックします。
  3. 「ディスプレイアダプター」を開きます。
  4. 表示された名前を確認します。

ここに表示される名前が、パソコンに認識されているGPUやグラフィックボードです。

たとえば、次のように見分けられます。

表示例主な種類
Intel UHD Graphics内蔵GPU
Intel Iris Xe Graphics内蔵GPU
AMD Radeon Graphics内蔵GPUの場合が多い
NVIDIA GeForce RTX独立GPU・グラボ
AMD Radeon RX独立GPU・グラボ
Intel Arc内蔵GPU・独立GPUのどちらの場合もある

「ディスプレイアダプター」に2つ以上表示されている場合は、内蔵GPUと独立GPUの両方を搭載している可能性があります。

GPU名を手早く確認したいだけなら、デバイスマネージャーを見るのが一番わかりやすいです。

方法2|タスクマネージャーでGPUの使用状況を確認する

GPU名だけでなく、実際にどれくらい使われているか確認したい場合は、タスクマネージャーを使います。

タスクマネージャーで確認する手順

  1. キーボードで「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を押します。
  2. タスクマネージャーが開きます。
  3. 左側、または上部の「パフォーマンス」を選びます。
  4. 「GPU 0」「GPU 1」などをクリックします。
  5. GPU名、使用率、専用GPUメモリなどを確認します。

タスクマネージャーでは、GPUの使用率がリアルタイムで表示されます。

ゲームや動画編集ソフトを起動した状態で確認すると、その作業でGPUがどのくらい使われているかを確認できます。

GPU 0とGPU 1の見方に注意

タスクマネージャーでは「GPU 0」「GPU 1」と表示されることがあります。

ただし、GPU 0が必ず内蔵GPU、GPU 1が必ずグラフィックボードとは限りません。

パソコンの構成やドライバーの状態によって番号の割り当ては変わる場合があります。そのため、番号だけで判断せず、タスクマネージャー内に表示されているGPU名も確認しましょう。

たとえば、GPU 0の欄に「Intel UHD Graphics」、GPU 1の欄に「NVIDIA GeForce RTX」と表示されていれば、Intel側が内蔵GPU、NVIDIA側が独立GPUと判断しやすくなります。

GPU使用率が高い状態が続く場合は、ゲームや動画編集などでグラフィック性能に負荷がかかっている可能性があります。

方法3|DirectX診断ツールでGPU情報を確認する

より詳しいGPU情報を確認したい場合は、DirectX診断ツールを使います。

DirectX診断ツールでは、GPU名、表示メモリ、ドライバー情報などを確認できます。

DirectX診断ツールを開く手順

  1. キーボードで「Windows」+「R」を押します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」が開きます。
  3. 入力欄に「dxdiag」と入力します。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. DirectX診断ツールが開いたら「ディスプレイ」タブを確認します。

複数のGPUがあるパソコンでは、「ディスプレイ」タブや「レンダー」タブなどに分かれて表示される場合があります。

ゲームやアプリの動作条件を確認したいときは、ここに表示されるGPU名やメモリ情報を見て、推奨スペックと比べると判断しやすくなります。

方法4|Windowsの設定からアプリごとのGPUを確認・変更する

Windows 11/10では、アプリごとに使用するGPUの設定を確認・変更できる場合があります。

内蔵GPUと独立GPUの両方を搭載しているパソコンでは、アプリごとに「省電力」または「高パフォーマンス」を選べる場合があります。

アプリごとのGPU設定を確認する手順

  1. スタートボタンをクリックします。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「システム」を選びます。
  4. 「ディスプレイ」を開きます。
  5. 「グラフィックス」または「グラフィックの設定」をクリックします。
  6. 対象のアプリを選びます。
  7. 「オプション」からGPUの設定を確認します。

表示される選択肢は、パソコンの構成によって異なります。

一般的には、次のような意味で使われます。

項目意味
Windowsに自動で選択させるWindowsが作業内容に応じて判断する
省電力内蔵GPUが使われることが多い
高パフォーマンス独立GPUが使われることが多い

ゲームや動画編集ソフトの動作が重い場合は、「高パフォーマンス」に変更することで改善する場合があります。

ただし、ノートPCではバッテリー消費や発熱が増えることもあるため、必要なアプリだけ変更するのがおすすめです。

ChromeやEdgeでGPUが使われているか確認する方法

ChromeやMicrosoft Edgeでも、ブラウザ上でGPUの利用状況を確認できます。

動画再生がカクつく、Webページの表示が重い、ブラウザゲームの動きが不安定といった場合に参考になります。

Chromeで確認する場合

Chromeのアドレスバーに次の文字を入力します。

chrome://gpu/

Edgeで確認する場合

Microsoft Edgeのアドレスバーに次の文字を入力します。

edge://gpu/

表示されたページで「Graphics Feature Status」などを確認すると、ブラウザでGPU関連機能が有効になっているかを確認できます。

ただし、この画面はブラウザの描画機能の確認用です。パソコン全体のGPU名や、内蔵GPUとグラボの見分けには、デバイスマネージャーやタスクマネージャーを使う方が分かりやすいです。

「Microsoft Basic Display Adapter」と表示される場合

デバイスマネージャーで「Microsoft Basic Display Adapter」と表示される場合があります。

これは、Windowsが標準で用意している基本的なディスプレイドライバーです。

本来のGPU名ではなく「Microsoft Basic Display Adapter」と表示されている場合は、GPUメーカーの正式なドライバーが入っていない、または正しく認識されていない可能性があります。

その場合は、Windows Updateやパソコンメーカーのサポートページ、NVIDIA・AMD・Intelなどの公式サイトから、対応するグラフィックドライバーを確認します。

ドライバーの更新や削除は、表示トラブルにつながる場合があります。不安な場合は、先に復元ポイントを作成してから作業すると安心です。

GPUを確認するときによくある疑問

GPUが2つ表示されるのはなぜ?

内蔵GPUと独立GPUの両方を搭載しているパソコンでは、GPUが2つ表示されることがあります。

ノートPCでは、普段のWeb閲覧や文書作成では内蔵GPUを使い、ゲームや動画編集など負荷の高い作業では独立GPUを使うように切り替える構成があります。

グラボが入っているか一番簡単に確認する方法は?

一番簡単なのは、デバイスマネージャーで「ディスプレイアダプター」を確認する方法です。

NVIDIA GeForceやAMD Radeon RXなどが表示されていれば、独立GPUを搭載している可能性があります。Intel Arcは、機種によって内蔵GPU・独立GPUのどちらの場合もあるため、PCの仕様もあわせて確認すると安心です。

Intel UHD Graphicsだけでも問題ない?

Web閲覧、メール、Office作業、YouTube視聴などが中心であれば、Intel UHD Graphicsなどの内蔵GPUでも問題ないケースが多いです。

ただし、3Dゲーム、4K動画編集、3D CAD、AI画像生成などを快適に使いたい場合は、独立GPU搭載PCの方が向いています。

GPU使用率が高いと故障している?

GPU使用率が高いだけで、すぐに故障とは言えません。

ゲーム、動画編集、ブラウザでの動画再生、複数モニター利用などでは、GPU使用率が高くなることがあります。

ただし、何もしていないのにGPU使用率が高い、画面がちらつく、頻繁にフリーズする、ドライバーエラーが出る場合は、アプリの不具合やドライバーの問題を確認した方がよいでしょう。

GPU確認はPCの性能確認やトラブル対策に役立つ

GPUやグラフィックボードを確認しておくと、パソコンの性能を判断しやすくなります。

たとえば、ゲームの推奨スペックを満たしているか、動画編集ソフトが快適に使えるか、画面表示の不具合がドライバーに関係していないかを確認するきっかけになります。

特に、次のような場合はGPU確認をしておくと安心です。

  • ゲームを始めたい
  • 動画編集ソフトを使いたい
  • AI系アプリを使いたい
  • 外部モニターを増やしたい
  • 画面の表示がおかしい
  • PCの買い替えを考えている

PCの操作や設定を基本から学び直したい場合は、Windowsやパソコン操作を体系的に学べる講座を活用するのも一つの方法です。

まとめ

WindowsでGPUやグラフィックボードを確認するには、デバイスマネージャー、タスクマネージャー、DirectX診断ツールを使うのが分かりやすいです。

  • GPU名を確認するなら、デバイスマネージャー
  • GPU使用率を確認するなら、タスクマネージャー
  • 詳しい情報を確認するなら、DirectX診断ツール
  • アプリごとのGPU設定は、Windowsのグラフィックス設定で確認
  • ChromeやEdgeでは、ブラウザ上のGPU利用状況も確認できる

内蔵GPUは省電力で軽い作業向け、グラフィックボードや独立GPUはゲームや動画編集など重い作業向けです。

自分のパソコンにどのGPUが搭載されているかを確認しておくと、PCの性能判断、トラブル対策、買い替え検討がしやすくなります。

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