Windows 11では、標準でタスクバーが画面下中央に配置されています。
以前のWindowsに慣れている方は「左寄せ」や「画面上部に移動」したいと思うかもしれません。
この記事では、タスクバーの位置を変更する方法を手順付きで解説します。
タスクバーの位置を変えるには?
Windows 11では、公式の設定画面から 中央揃え または 左寄せ のみ変更可能です。
画面上部や左右への移動は、非公式方法(レジストリ編集)が必要となります。
- 中央揃え ⇔ 左寄せ:公式設定で変更可能
- 上部や左右移動:レジストリ編集(自己責任)
【公式】中央揃えから左寄せにする方法
- タスクバー上で右クリック
- 「タスクバーの設定」をクリック
- 「タスクバーの動作」を展開
- 「タスクバーの配置」から「左揃え」を選択
この方法は安全で、再起動も不要です。
以前のWindowsに近い操作感を求める場合におすすめです。
【非公式】タスクバーを画面上部に移動する方法
※ ここからはレジストリエディターを使用するため、自己責任 で行ってください。
作業前に必ずバックアップを取りましょう。
レジストリエディタの起動方法にはいくつかありますが、ショートカットの起動方法で説明します。
※ Windowsのアップデートでこの方法が無効になる可能性があります。

Windowsキー + R を押す
「ファイル名を指定して実行」を開きます。
→「名前」に、[ regedit ]と入力。
レジストリエディターが開きます。

①に次のパスを入力し移動HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StuckRects3
②[Settings]をダブルクリック
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StuckRects3

①バイナリデータの 03 を 01 に変更
(上部配置の場合)
②[OK]をクリックします。
設定を反映します。
値 | タスクバーの位置 |
---|---|
00 | 左 |
01 | 上 |
02 | 右 |
03 | 下(規定値) |
注意点
- 非公式方法は将来的に使えなくなる可能性あり
- レジストリ編集は誤操作でシステム不具合を起こす恐れあり
- 必ずバックアップを取ってから実施すること
まとめ
Windows 11では、公式設定で簡単にできるのは「中央揃え」か「左寄せ」の切り替えだけです。
安全に使いたい場合は公式方法を選びましょう。
カスタマイズ性を重視する場合はレジストリ編集も選択肢のひとつですが、自己責任で行ってください。
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