Excelで大きな表を確認していると、「リボンが邪魔で画面が狭い」「もっと多くの行や列を表示したい」と感じることがあります。
特にノートパソコンや小さめのモニターでは、リボンや数式バーが表示されているだけで、作業できる範囲がかなり狭く見えることがあります。
Excelでは、全画面表示やリボンの非表示を使うことで、ワークシートを広く表示できます。
この記事では、Excelを全画面表示にする方法、リボンだけを非表示にする方法、元の表示に戻す手順、表示が戻らないときの確認点を紹介します。
Excelの全画面表示とは
Excelの全画面表示とは、リボン、数式バー、ステータスバーなどを一時的に非表示にして、ワークシートを広く表示する機能です。
通常の表示では、画面上部にリボンや数式バーが表示されています。操作しやすい反面、表を確認するための作業領域は少し狭くなります。
全画面表示にすると、画面内に表示できるセルの範囲が広がるため、大きな表やグラフを確認しやすくなります。
標準表示の状態です。

全画面表示にすると、リボンやメニューの表示が抑えられ、ワークシートを広く使えるようになります。

チエバコリボンを完全に隠したいのか、リボンの中身だけを隠したいのかで使う操作が変わります。まずは違いを整理しておくと迷いません。
全画面表示とリボン非表示の違い
Excelで画面を広く使う方法は、主に次の2つです。
| 方法 | 主な動き | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 全画面表示 | リボン、数式バー、ステータスバーなどを非表示にして広く表示する | 表やグラフをできるだけ大きく見たいとき |
| リボン非表示 | リボンのコマンド部分を折りたたむ | 数式バーは残しつつ、少しだけ画面を広くしたいとき |
最大限に画面を広く使いたい場合は、Ctrl+Shift+F1で全画面表示にします。
リボンだけを一時的に隠したい場合は、Ctrl+F1でリボンを折りたたみます。
Excelを全画面表示にするショートカット
Excelをすばやく全画面表示にしたい場合は、ショートカットキーを使うのが一番簡単です。
次のキーを押します。
- Ctrl+Shift+F1
このショートカットを押すと、Excelの表示が全画面表示に切り替わります。
もう一度Ctrl+Shift+F1を押すと、元の通常表示に戻ります。
全画面表示を戻したいときも、同じショートカットをもう一度押します。戻し方まで覚えておくと安心です。
リボンだけを非表示にするショートカット
数式バーやステータスバーは残したまま、リボンだけを折りたたみたい場合は、次のショートカットを使います。
- Ctrl+F1
Ctrl+F1を押すと、リボンのコマンド部分が折りたたまれます。
もう一度Ctrl+F1を押すと、リボンが元の表示に戻ります。
この方法は、完全な全画面表示ではありません。数式バーやシート見出しなどを確認しながら作業したいときに向いています。



画面を最大限広くしたいならCtrl+Shift+F1、リボンだけ隠したいならCtrl+F1です。ここを分けて覚えると迷いにくくなります。
リボン表示オプションから表示を切り替える方法
ショートカットキーを使わず、マウス操作で切り替えることもできます。
Excelの画面右上、またはリボン付近にあるリボン表示オプションから、表示方法を切り替えます。


リボン付近にある表示切り替えのボタンをクリックします。


表示されたメニューから、全画面表示またはリボンの表示方法を選びます。
メニューの表示名は、ExcelのバージョンやMicrosoft 365の更新状況によって少し異なる場合があります。
一般的には、次のような選択肢があります。
- 全画面表示モード
- タブのみ表示
- 常にリボンを表示
画面を広く使いたい場合は「全画面表示モード」または「タブのみ表示」を選びます。元に戻したい場合は「常にリボンを表示」を選びます。
全画面表示中にリボンやメニューを操作する方法
全画面表示中でも、リボンやメニューを一時的に表示して操作できます。
画面上部にマウスを移動するか、上部のタイトルバー付近をクリックします。


リボンやタブが表示されたら、使いたいタブやメニューを選びます。


操作後にワークシートへ戻ると、再びリボンが隠れる場合があります。
Altキーを使って全画面表示にする方法
Excelの環境によっては、アクセスキーを使って全画面表示に切り替えられる場合があります。
キーボードで次の順番に押します。
- Alt → V → U


ただし、この操作はExcelのバージョンや表示環境によって動きが異なる場合があります。
現在のExcelで確実に覚えるなら、まずはCtrl+Shift+F1を使う方法を基本にするとよいです。
アクセスキーで全画面表示になった場合は、Escキーで戻せることがあります。
全画面表示から元に戻す方法
Excelの全画面表示から元に戻す方法は、切り替えた方法によって異なります。
| 今の状態 | 戻す操作 |
|---|---|
| Ctrl+Shift+F1で全画面表示にした | もう一度Ctrl+Shift+F1を押す |
| Ctrl+F1でリボンを折りたたんだ | もう一度Ctrl+F1を押す |
| リボン表示オプションで全画面表示にした | 画面上部をクリックし、「常にリボンを表示」を選ぶ |
| Alt → V → Uで切り替えた | Escキー、またはCtrl+Shift+F1を試す |
どの方法で切り替えたか分からない場合は、まずCtrl+Shift+F1を押してみてください。
それでも戻らない場合は、画面上部をクリックしてリボン表示オプションを出し、「常にリボンを表示」を選びます。
リボンや数式バーが表示されないときの確認点
Excelの画面がいつもと違い、リボンや数式バーが表示されない場合は、次の順番で確認してください。
Ctrl+Shift+F1を押してみる
全画面表示になっている場合は、Ctrl+Shift+F1で通常表示へ戻せることがあります。
リボン、数式バー、ステータスバーがまとめて消えている場合は、まずこの操作を試してください。
Ctrl+F1を押してみる
リボンのコマンド部分だけが消えている場合は、Ctrl+F1で戻せることがあります。
タブ名だけが表示されていて、下のボタン類が見えない場合は、この状態の可能性があります。
リボン表示オプションを確認する
画面右上やリボン付近にあるリボン表示オプションを開き、「常にリボンを表示」を選びます。
これで、リボンが常に表示される状態に戻せます。
Excelのウィンドウが最大化されているか確認する
Excelの全画面表示と、Windowsのウィンドウ最大化は別の操作です。
画面右上の最大化ボタンをクリックしてもリボンが戻らない場合は、Excel側の全画面表示やリボン表示オプションを確認してください。
Excel for webの場合は操作が異なる
ブラウザーで使うExcel for webでは、デスクトップ版Excelとはショートカットや表示の動きが異なる場合があります。
Excel for webをブラウザーで全画面表示したい場合は、ブラウザー側の全画面表示としてF11キーを使うことがあります。
この記事で紹介しているCtrl+Shift+F1やCtrl+F1は、主にWindows版のデスクトップExcelで使う操作として確認してください。
古いバージョンのExcelを使っている場合
古いバージョンのExcelでは、現在のMicrosoft 365やExcel 2021、Excel 2019とはメニューの表示が異なる場合があります。
古いExcelで全画面表示の項目が見つからない場合は、ショートカットキーのCtrl+Shift+F1を試すと切り替えられることがあります。
また、表示タブやアクセスキーから切り替えられる環境もあります。画面表示が異なる場合は、使っているExcelのバージョンに合わせて確認してください。
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まとめ
Excelで画面を広く使いたい場合は、全画面表示とリボン非表示を使い分けると便利です。
- 全画面表示はCtrl+Shift+F1で切り替えられる
- リボンだけを非表示にする場合はCtrl+F1を使う
- マウス操作ではリボン表示オプションから切り替えられる
- 元に戻すときは同じショートカットをもう一度押す
- 表示が戻らない場合は「常にリボンを表示」を確認する
ノートパソコンや小さな画面でExcelを使う場合、全画面表示を覚えておくと、表の確認や入力作業がしやすくなります。
リボンや数式バーを使いたい場面では通常表示に戻し、表を広く見たい場面では全画面表示に切り替えると、作業しやすい画面に整えられます。


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